希望小売価格:16,940円(税込)/レッド・バターナッツの2色
コールマンの「パワーハウスLPツーバーナーストーブⅡ」。最大火力は約3,500kcal/h×2口。フタを開けば左右にコンロが2つ並ぶ、昔からあるファミキャンの定番スタイルや。
ただな。ワイはこれを見て最初に「2口あるから便利!」とは思わへんかった。なんせ朝ごはんのとき、すでにバーナーを3台使っとるからや。
うちの朝メシはホットサンド。イワタニのFOLDING CAMP STOVEとSOTO ST-330でホットサンドを2枚同時に焼いて、少し離したとこでプリムスP-153がコーヒーの湯を沸かす。家族ぶんを1台で順番に焼いとったら、最初の1枚を食べ終わるころに最後の1枚が焼き上がる。それが嫌で、気づいたら3口コンロになっとった。
せやから今回気になったんは、「シングルバーナーを何台も持っていくんと、ツーバーナー1台。結局どっちが使いやすいん?」ここやった。
※パワーハウスLPツーバーナーストーブⅡそのものは持ってへん。
【結論】ツーバーナーの価値は「2口」より「1台にまとまっとること」
先に結論から言うで。パワーハウスLPツーバーナーストーブⅡの良さは、「火口が2つあること」だけやない。そこだけ見たら、シングルバーナーを2台持っていけば2口にはなる。
ワイがええなと思うんは、左右のバーナー、ゴトク、風防、調理スペースが最初からひとつにまとまっとること。ここや。
シングルを何台も使うと、「こっちは背が高い」「こっちはゴトクが小さい」「こっちはCB缶」「こっちはOD缶」みたいに、それぞれ別の道具として扱わなアカン。ツーバーナーなら、開いてガス缶を付けたら左右同じ高さにコンロが2口。キャンプ場に「コンロを2個持ってきた」やなく、「台所を1個持ってきた」みたいになる。ここが一番大きな違いやと思う。
✅ こんな人におすすめ
- ✅家族分の食事を、2品同時に作りたいファミキャン(左で煮て、右で焼く)
- ✅シングルを何台も並べるのが面倒になってきた人(開いて缶を付けたら、同じ高さの2口と風防がそろう)
- ✅車で行くキャンプで「台所」をドンと作りたい人(フッ素加工の天板で片付けも楽)
⚠️ こんな人には向かない
- ⚠️ソロ・デュオ中心の人(約4.2kg・幅64cmは持て余す)
- ⚠️燃料をCB缶にそろえたい人(純正LPガス専用。CB缶派ならSOTO GRIDが候補)
- ⚠️朝に3口以上使う人(ツーバーナーだけでは1口足らん。ワイがまさにこれや)
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名/型番 | パワーハウスLP ツーバーナーストーブⅡ/2000021950(レッド)・2000038474(バターナッツ) |
| 価格 | 希望小売16,940円(税込・両色同価格) |
| 火力 | 最高時約7,000kcal/h(約3,500kcal/h×2) |
| 使用時サイズ | 約64×32.5×52(h)cm(フタ=風防を立てた状態) |
| 収納時サイズ | 約54×32.5×7(h)cm(厚さ約7cmのスリムボディ) |
| 重量 | 約4.2kg |
| 使用燃料 | コールマン純正LPガス(別売) |
| 燃焼時間 | 約1.5〜3時間(470g缶使用時) ※左右それぞれに缶を付ける方式。2口同時なら缶2本 |
| 点火方式 | イグナイター(点火装置)付きでライター不要 |
| 耐荷重 | 約18kg(鍋と中身の合計の上限) |
ワイのシングル3台と比べたら、どう変わる?
ワイが使っとるST-330は2.6kW(2,200kcal/h)、FOLDING CAMP STOVEは2.2kW(1,900kcal/h)。パワーハウスLPツーバーナーⅡは1口約3,500kcal/hあるから、この2台と比べたら1口あたりの余裕はだいぶある。
朝に湯を沸かしとるP-153は4.2kWで、火力だけならツーバーナーの1口にも負けてへん。ただ、こっちは小さい鍋で湯を沸かすための小型バーナーで、大鍋を据えて煮込む台やない。ツーバーナーの火力は「大きい鍋を安定して載せたまま出せる」とこに値打ちがあるんやと思う。
ただし、口数ではワイの今の装備のほうが多い。ホットサンド2枚+コーヒーを全部同時にやろうと思ったら、ツーバーナーでは1口足らん。ツーバーナーを買ったら、シングルバーナーの上位互換になるわけやない。ここ、けっこう大事やと思う。
むしろ自由度ならシングル複数台、まとまりならツーバーナー。こう考えたほうが分かりやすい。シングルは「今日は1台だけ」「今日は3台」と増減できる。一方ツーバーナーは、1泊でも2泊でも4.2kgの本体ごと持っていく。その代わりキャンプ場に着いたら、左右2口が最初からひとつの調理台として完成する。ファミキャンでは、この「考えんでええ」が意外とデカいねんな。
🗣️ マッサンの一言
シングルは1台ずつ、風防も五徳の高さもちがう。しかも取説では2台以上並べて使うのが禁止やから、置く距離まで気にせなあかん。ツーバーナーはそれが1枚の板の上で完結する。家族の朝ごはんを回す人ほど、この差は効くと思うで。
パワーハウスLPツーバーナーⅡの良いところ
① 2品同時調理が最初から前提
ツーバーナーで一番分かりやすいメリットはここ。左でカレーを煮ながら、右でご飯。左で味噌汁を温めながら、右でベーコンエッグ。家族4人分になると、1口で順番に作るより2口あるほうが圧倒的に段取りしやすい。
ファミキャンでは火力の強さ以上に、「鍋を火から下ろさんでも次の料理を始められる」。これが効くと思うわ。
② 3,500kcal/h×2は普通に強い
もちろん最大火力だけで料理のしやすさが全部決まるわけやない。でも、大きめの鍋で湯を沸かしたり、家族分をまとめて調理したりする道具としては、この余裕は魅力やな。「ちっちゃいキャンプ道具を頑張って使う」というより、最初から家族分を作るためのコンロ。そんな感じや。
③ フタと側面が、そのまま風防になる
これもシングルバーナーとの違いやな。フタを立てて、左右のパネルも開く。それだけで三方向が囲われた調理スペースになる。
キャンプで風がゼロの日なんて、そうそうない。シングルバーナーで「あっち向けよか、こっち向けよか」と置き場所を考えるより、最初からこの形になっとるんは楽やと思う。
④ 吹きこぼれても掃除しやすい
グリルトップはフッ素加工。これ、地味やけどファミキャンでは好きな仕様や。カレーこぼす。味噌汁ふく。油飛ぶ。キャンプ飯なんか、だいたい何かこぼれる。
ツーバーナーは調理部分そのものが大きな一枚の台になっとるから、片付けも家庭のコンロに近い。
逆に、ワイが引っかかるところ
一番は4.2kg。車で行くファミキャンなら持てる。でも軽くはない。ST-330なんか本体250gやから、「今日はこれだけ持っていこ」ができるシングルバーナーとは思想がまるで違う。
もう一つは燃料。コールマン純正LPガスを使うから、普段CB缶中心の人は燃料をもう1種類持つことになる。ワイの場合、FOLDING CAMP STOVEとST-330はCB缶。キャンプ前にスーパーやホームセンターで買いやすいCB缶の気楽さは、やっぱり強い。
ほんで燃料は、買う前に知っとかな困る話が2つある。1つめ、左右のバーナーそれぞれにガス缶を付ける方式や(ガス消費量は約290g/h×2)。2口を同時に使うならガス缶は2本要る。「470g缶を1本買うたら2口使える」やないで。
2つめ、純正LPガスは寒い時期用やない。ガス缶の使い分けはこうや。
🧊 コールマンが出しとるガス缶の使い分け
| ガス缶 | 対応シーズン | 気温の目安 |
|---|---|---|
| 純正LPガス燃料 230G/470G | 春〜秋(初旬)まで | 15℃以上 |
| 純正イソブタンガス燃料 230G/470G | 秋(初旬)〜冬(初旬)まで | 5℃以上 |
「OD缶やから寒さに強い」と一括りにせんと、秋の終わりから冬に持ち出すなら純正イソブタンガスに替える、という設計や。
せやからツーバーナーを導入するなら、「これをファミキャンのメインコンロにする」くらいの使い方のほうが合っとると思う。たまに使うだけのために4.2kgの本体と別系統のガスを増やすなら、今あるシングルでええやん、となりやすい。
🗣️ マッサンの一言(ここは気になったとこ)
CB缶のええとこは「どこでも買える安心感」や。純正LPガスは出発前に準備が要る。せやけどな、逆に言うたら「ちゃんと準備するファミキャン」ならデメリットにならんのよ。行き当たりばったりのソロはCB缶、計画的なファミキャンはLPガス。燃料の性格がそのままキャンプの性格や。
そしてワイの場合、ツーバーナーだけでは完結せえへん
冒頭で書いた通り、うちの朝はホットサンド2枚に、さらにコーヒー。3口使っとる。せやからパワーハウスLPツーバーナーⅡを買っても、結局P-153あたりを1台足すことになる。
「3台が1台になる!」とはならへん。3台が、ツーバーナー+シングル1台になる。
それでも意味がないわけやないで。ホットサンド2枚を同じ高さの2口で焼けて、コーヒーは少し離したとこでP-153に任せる。今より調理ゾーンはだいぶスッキリすると思う。
せやけど、「ツーバーナーを買えばシングルバーナー全部いらん」いう話やない。自分がキャンプで何口使っとるかを、一回数えてみたほうがええ。
SOTO GRIDと迷ったら、燃料と重さで決めたらええ
ツーバーナー同士で比べるなら、SOTOのレギュレーター2バーナー GRID ST-528は分かりやすい対抗馬や。GRIDは2,800kcal/h×2、重量2.24kgで、燃料はCB缶。パワーハウスLPツーバーナーⅡは3,500kcal/h×2、約4.2kgで純正LPガスや。
これは優劣というより性格が違う。軽さとCB缶の手軽さならGRID。火力と昔ながらの箱型ツーバーナーらしさならコールマン。ワイみたいに普段CB缶を使っとる人はGRIDが気になると思う。一方で、車に積んでファミキャンの台所をドンと作るなら、コールマンの形はめちゃくちゃ分かりやすい。
| 🏆 パワーハウスLPツーバーナーⅡ | SOTO レギュレーター2バーナー GRID ST-528 | イワタニ タフまる(参考・シングル) | |
|---|---|---|---|
| タイプ | 2口 | 2口 | 1口(2台買いで2口化) |
| 価格(税込) | 16,940円 | 29,700円 | 10,978円/台 |
| 火力 | 約3,500kcal/h×2 | 2,800kcal/h×2 | 2,800kcal/h×1 |
| 燃料 | 純正LPガス(春〜秋初旬・15℃以上が目安/2口なら缶2本) | CB缶(入手性◎) | CB缶(入手性◎) |
| 重量 | 約4.2kg | 2.24kg(本体のみ) | 約2.4kg/台 |
| 強み | 火力・防風・価格のバランス | 薄型軽量・CB缶で経済的 | 1台から買える・家でも鍋に使える |
| こんな人向け | 火力重視のファミキャン | 燃料の手軽さ重視の人 | まず1口から始めたい人 |
🗣️ マッサンの結論
火力と価格のバランスで見たら、コールマンが2口29,700円のSOTOより1万円以上安くて火力も上や。SOTOの価値は薄型軽量とCB缶の手軽さ。ほんで「そもそも2口要る?」って人はタフまる1台から始めて、必要になったら2台目、という育て方も現実的や。ファミキャンで最初から台所を作る気なら、ワイはコールマンを推す。
💰 パワーハウスLP ツーバーナーストーブⅡの最安値をチェック
レッドとバターナッツは同じ値段や。性能も同じやから、好きな色で選んでええで。
安全面は、これだけ知っといたらええ
火を使う道具やから、取説で押さえとくとこだけ書いとくで。
- 屋外専用。家の中・テントの中・車の中では使わへん(一酸化炭素中毒で命に関わる)。タープの下もアカン——コールマンのテントの取説でも、テントやタープの中で火を使うのは禁止や
- 燃えやすい物から上部1.2m・周囲50cm以上離す
- 風防や鉄板・岩で囲わへん。バーナーを2台以上並べたり、他のこんろや焚き火のそばで使ったりもせえへん。どれもガス缶に熱がこもって、爆発の原因になるからや
- 鍋と中身の合計は18kgまで
【まとめ】便利なんは「火が2つ」やなく「台所が1個できること」
「シングルバーナー2台あったら一緒ちゃうん?」と思いがちやけど、ちょっと違う。この商品の価値は、2個のバーナーを持っていけることやなく、2口のコンロが最初からひとつの台所として出来上がっとること。ここやと思う。
約3,500kcal/h×2。風防付き。左右同じ高さ。吹きこぼれても拭きやすい。開いた瞬間に「ここで料理するで」という場所ができる。
一方で約4.2kgあるし、純正LPガスも2口ぶん要る。ワイみたいにすでにシングルバーナーを何台も持っとる人なら、絶対に要る道具やない。むしろ今の3台運用のほうが自由度は高い。
それでも、「毎回バーナーを3個出して並べるん、そろそろ面倒やな」と思い始めたら、急にツーバーナーが魅力的に見えてくる。ファミキャンの道具って、小さく軽くすることだけが正解やない。家族4人の飯を作るなら、大きいけど、出したら楽。そういう道具もちゃんと意味あるで。
🗣️ マッサンの一言(ワイが次のキャンプで思うこと)
キャンプの料理ってな、豪華さやのうて「温かいもんが温かいうちに全員に届くか」が勝負やねん。ツーバーナーはそのための道具や。左の鍋から味噌汁の湯気、右のフライパンからベーコンの音。そんな朝なら、子供も匂いにつられてテントから出てくるやろな。この道具が何十年も定番でおる理由は、そういう朝を作れるとこにあると思う。
⛺ パワーハウスLP ツーバーナーストーブⅡを手に入れる
キャンプ場に、家族の台所がやってくる
公式情報・参考リンク
📰 コールマン・SOTO・イワタニ公式サイト・製品ページ
- コールマン公式:パワーハウスLP ツーバーナーストーブⅡ(レッド) 製品ページ
- コールマン公式:パワーハウスLP ツーバーナーストーブⅡ(バターナッツ) 製品ページ
- SOTO公式:レギュレーター2バーナー GRID ST-528 製品ページ
- イワタニ公式:カセットフー タフまる 製品ページ
※価格・スペック・販売情報は本記事執筆時点のもの。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。


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