梅雨が近づくと、「せっかくキャンプ始めたのに、雨で予定つぶれるんちゃうか…」って不安になる人、めっちゃ多いと思う。ワイもファミキャン5年で、何回も雨キャンプ食らってきた。今はファミキャンばっかりのおっさんから言わせてもらうと、結論はこれや。軽い雨のキャンプは、現地の腕前やのうて「家を出る前の準備」でだいぶ決まる。
ただし「雨やったら何でも準備で乗り切れる」わけやない。しとしと降る雨と、豪雨・強風・雷・川の増水は、まったく別モノやからな。「工夫して続けてええ日」と「迷わず中止する日」は分けて考えてな。
この記事では、ファミキャン目線で梅雨キャンプを楽しむための10のコツと、雨の日に効いてくる対策ギアを完全ガイドする。子供連れで雨キャンプ行く人、これから梅雨に初めての雨キャンプ控えてる人、全員に読んでほしい内容になってるで。
🗣️ マッサンの一言
ハッキリ言うで。「雨やからキャンプやめとこ」は、もったいなさすぎる。ワイは梅雨真っ只中の6月にファミキャン行って、誰もおらん貸切サイトやった夜があるんやけど、あれは人生のベスト3に入る思い出やわ。雨の予報が出ると人が減る——それだけで、いつものキャンプ場が別の場所みたいになるんや。ちなみに夜のお供のほうはウイスキーのブログ(マッサンの「セレクトウイスキー」)で書いとるで。行ける日を見きわめて、準備してから行く。それだけで雨キャンプは「ハズレ」やのうて「当たり」に変わるで。
先に、これだけは覚えて帰ってほしい3つ
この記事では雨キャンプのコツを10個ならべるけど、その前に土台を置いとく。準備でどうにもならん日があるからや。
この3つはワイが勝手に選んだんやのうて、コールマンの取説でいちばん重い「危険」の区分に並んどる3つや。
① テントとタープの中で、火を使わへん。コールマンの2ルームテント(タフスクリーン2ルームTX/MDX)の取説では、テントやタープの中の火気は絶対禁止。一酸化炭素中毒などで命に関わるからや。雨の日はどうしても「屋根の下で焼いたら濡れへんやん」と思ってまう。そこが、いちばん危ないんや。
② 台風・暴風雨・落雷の日は、そもそも使わへん。取説でも、こういう悪天候の日はテントもタープも使わへん決まりや。耐水圧の数字が高いテントでも、ここは変わらへん。数字で押し切る場面やないねん。
③ 河原の中州と崖下には張らへん。増水や落石のおそれがある場所には、テントもタープも立てへん。国土交通省も、自分のおる場所が晴れとっても上流の雨で急に増水すると注意しとる。空を見て決めたらアカン場所がある——これは覚えて帰ってほしい。
梅雨キャンプはアリかナシか
キャンプ初心者がいちばん気にするんがコレや。「雨キャンプって、しんどいだけちゃうの?」って。ワイの答えは「準備した人だけアリ、準備してない人はナシ」。これに尽きる。
装備が足らんまま梅雨に突っ込んだら、そらしんどい。テントの中はベチョベチョ、着替えは足りん、子供は冷えてくる——この三段オチや。逆に言うと、テントの状態・屋根・防水ウェア・撤収の段取り。この4つを先に決めとくだけで、雨の日の景色はガラッと変わる。
具体的に言うと、雨の日のキャンプ場は人が少ない。サイトの予約も取りやすい。新緑がしっとり濡れて、めっちゃキレイ。空気がうまい。これ全部、梅雨にしか味わえん特典や。「雨を避ける」んやなくて「雨と付き合う」目線に変えたら、世界が変わるで。
結論:勝負は、家を出る前についとる
雨キャンプを成功させるカギは、現地でのテクニックやない。家を出る前に決まっとることのほうが、ずっと多い。ここを逆に思ってる人が多いから、現場でアタフタしてまうねん。
具体的には、テントの耐水圧・タープの有無・防水ウェアの数・撤収計画。この4つを家でちゃんと考えてから出発するだけで、雨キャンプの成功確率が一気に跳ね上がる。逆に、晴れの日と同じノリで突っ込むと、間違いなくしんどい目に遭う。
ここからは、雨の日に家族を寒い思いさせんための段取りを全部出すで。
梅雨キャンプ4つのメリット(人少・予約の取りやすさ・新緑・空気)
雨キャンプって「我慢する」イメージあるけど、実はメリットめっちゃ多いねん。「梅雨キャンプの隠れ特典」を4つ紹介する。これ知ったら、雨の日にむしろ行きたくなるレベルやで。
✅ 梅雨キャンプ4つのメリット
- ✅人がぐっと少ない:人気サイトでも貸切みたいになる日がある
- ✅予約が取りやすい:ハイシーズンは埋まりやすい人気サイトも、梅雨は取りやすいことがある
- ✅新緑がめちゃキレイ:雨に濡れた緑は宝石みたいや。写真も映える
- ✅空気がうまい:雨上がりの森林の空気は、深呼吸するだけで気持ちええ
特に「人が少ない」のはファミキャンの人にめっちゃ刺さる。子供連れてると、隣のサイトとの距離気にしたり、夜の声量気にしたり、結構気疲れする。雨予報の日はキャンセルが出て、普段より人が少なくなることがある。冒頭に書いた6月の貸切の夜は、まさにそれやった。もちろん毎回そうなるわけやないけど、晴れの日とはちがう静けさに当たることはあるで。
☂️ 行くか、やめるか。迷ったらこの順番で決める
① 先に「キャンプする天気やない日」を外す。大雨警報・暴風警報が出とる、台風が近い、雷が続く、川の増水が心配——こういう日は、テントの耐水圧を考える前に中止や。「幕が耐えられるか」と「家族でキャンプしてええ天気か」は別の話やねん。
② 雷は、鳴った時点で終わり。テントで様子見はせんと、管理棟か車へ。雷は「警報」やのうて「雷注意報」やから、出発前はそっちも見る。
③ そのあとで、雨量と風を見る。ここで初めて、コツ①に書いたワイの「1時間1mm・風速5m/s前後で中止を検討」の線が出てくる。
梅雨キャンプを楽しむ10のコツ
ここからは、雨キャンプで「これはやっといたほうがええ」10のコツを順番に紹介していく。全部やる必要はないけど、ファミキャンで初めての雨キャンプなら、できるだけ多くチェックしといてほしい。
① 天気予報は10日前から毎日見る
天気予報、出発の1週間前にチラッと見て終わり…って人多いけど、それアカン。梅雨時の天気は変わりやすいから、ワイは10日前から毎日、何回も見とる。
ワイは tenki.jp と ウェザーニュース の2つを併用してる。tenki.jp は時間ごとの雨量がわかりやすいし、ウェザーニュース は気象予報士のコメントで「今夜雨足が強まる」みたいなニュアンスが分かる。
そのうえで大事なんは「出発前」より「現地に着いてから」やと思う。特に山あいのキャンプ場は、天気が予報どおりに来てくれへん。気象庁は最新の警報・注意報のほかに、数時間先までの雨の予測や、雷の様子を10分ごとに更新する「雷ナウキャスト」も出しとる。
設営が終わってからも、寝る前に一回は見る。電波が届かんサイトなら、管理人さんに聞くのがいちばん早いで。
見るべきは「雨量予報」と「風速」。ワイは子連れなら1時間1mm前後、風速5m/s前後で中止を検討する。気象庁の分類やと「やや強い雨」が1時間10mm以上、「やや強い風」が10m/s以上やから、それよりだいぶ手前で引く、ファミキャン用の早めの線や。
ほんで数字だけで決めたらアカンのが風のほう。気象庁の言う風速は10分間の平均やから、瞬間的にドンと吹く突風は、この数字に出てこん。幕が大きくあおられる、張り綱が緩む、空が急に暗なる——こうなったら予報の数字を待たんと撤収や。
コールマンの取説でも、風が強い時はテントもタープも立てへん。
② サイト選び:地面の材質より「水の通り道」を見る
雨キャンプは「どこにテント張るか」で勝負の半分が決まる。ワイが見とるのは3つ。①周りより低うない、水がたまらん場所 ②水はけ ③水の通り道の上に張らんこと。ここを外さんだけで、浸水のリスクはかなり減らせるで。
ちなみに「砂利なら安心・芝生なら安心」とは限らへん。芝生でも下が粘土質で水はけの悪いサイトはあるし、砂利でも周りから水が流れ込む場所ならアウトや。地面の材質より「水がどこへ流れていくか」を見るほうが当たる。
コールマンの取説も、選ぶのは水はけがよくて平らな場所で、材質の決まりは無い。
キャンプ場に着いたら、まず歩いてサイト全体を見回す。「ここ、昨日雨やったら水たまりできてたな」っていう跡が地面に残ってる——乾いた泥のスジとか、草の生え方が違うところとか。この跡を読むのが、いちばん確実な水はけ判定やと思う。
そういう場所は避けて、水が流れていく先を確かめてから張り位置を決める。入口の向きも、傾斜だけやのうて「風がどっちから来るか」と合わせて決めたほうがええで。
③ テント選び:耐水圧の数字は「雨量」やない
ここ、ワイが長いこと勘違いしとった。「耐水圧1,500mmやから、1,500mmの雨まで大丈夫」——これは成り立たへん。
💡 同じ「mm」でも、まったく別の数字やねん
耐水圧のmm=生地の上に水の柱を立てて、どのくらいの水圧まで染みてこんかったかを測った試験の数値。
雨量のmm=1時間に降った雨が、地面にどれだけの深さでたまるか。
苗字が同じだけの他人みたいなもんで、足し引きも比較もできひん。ちなみに気象庁の分類やと、「強い雨」は1時間に20mm以上30mm未満、「集中豪雨」は、同じような場所で数時間強く降って、100mmから数百mmになる雨や。この数字とテントのmmを並べたら、話がおかしなるのが分かってもらえると思う。
そのうえでテントの数字を並べとくで。コールマン タフドームⅥ/3025はフライ約1,500mm・フロア約2,000mm。タフスクリーン2ルームエアー LDX+ は寝室側フライ約3,000mm・リビング側約2,000mm・ルーフ約3,000mm・フロア約2,000mmと、場所によって数字が変わる。
「LDX+は3,000mm」も「LDX+は2,000mm」も、どっちも一部だけを言うてることになるわけや。
じゃあ何を見て選ぶんか。数字が大きいほうが生地の余裕はある——それは事実や。ただし実際に浸みるかどうかは、縫い目の処理・張り方・水がたまる場所・生地の傷みや経年でも変わる。数字は「安心の順位表」やのうて「余裕がどんだけあるか」の目安くらいに思っといたほうが、現場では役に立つで。
3年使っとるLDX+は、これまでの雨キャンプで浸水したことがない。ただ、それはワイが当たった雨の強さと張った場所での話や。
詳しいレビューは【コールマン タフスクリーン2ルームエアー/LDX+ レビュー】広いリビングとダークルームを評価に書いてあるで。
④ タープを足すかどうかは「区画と荷物」で決める
タープが要るか要らんかは、「テントの型」やのうて「荷物量と区画の広さ」で決まる。ワイの場合、LDX+みたいな大型2ルームやと、リビング部分で靴の脱ぎ履きも荷物置きも足りることが多い。MDX+・TX/MDX・タフスピードドームも同じ考え方でええ。
逆に、ドーム型テント(タフドームⅥ/3025、アメニティドームM等)やと、出入りのたびにテント内が濡れるから、入口の前に屋根が一枚ほしなる。人数が多い日・荷物が多い日・区画に余裕がある日は、2ルームでもタープを足す価値があるで。
※ただしタープの下は「調理場」やない。先に書いたとおり、コールマンの取説ではタープの中の火気もテントと同じく禁止や。
焚き火・炭火・バーナーは幕から十分に離した屋外で、キャンプ場のルールに従って使うこと。タープの下でやってええんは、靴の脱ぎ履き・荷物の整理・火を使わん下ごしらえまでや。
テントの前室とタープの屋根がつながると、雨の日に「濡れずに動ける道」が一本できる——これが効くねん。荷物の出し入れも、子どもの出入りも、ぜんぶこの一本の上で済むようになる。
⑤ グランドシート・地面対策で浸水防止
テントの下に敷くグランドシートは、フロアを泥・水・傷から守りやすい。ワイなら持っていく。コツは「テントの床からはみ出させへん」こと。はみ出した部分がお皿みたいになって、そこに雨水がたまってまうからな。純正のグランドシートがあるなら、それがいちばん寸法が合う。とはいえグランドシートだけで浸水を全部止められるわけやない。まずサイト選び、その次にフロアとグランドシートや。
それとインナーマットは「浸水対策の道具」やない。マットの担当はクッション性と、地面の冷たさを遮ることや。むしろ水を吸うてもうたら、寝袋も荷物も濡れた状態が長引く——布団が水を吸うたときのこと思い出してもらえたら早いと思う。
浸水を止める仕事は、サイト選び・グランドシート・フロアの防水の3つが担当。マットやエアーベッドは寝心地と冷え対策のための道具やで。
⑥ 防水・撥水ウェアを家族分用意
これ、嫁さんと子供の分まで揃えるのが大事。パパだけ防水ウェア持ってて、嫁さん子供は普通の上着…ってのが一番アカンパターン。家族全員が雨に濡れないように装備する。これがファミキャンの基本姿勢や。
大人はゴアテックスのレインジャケットを買えたら文句なしやけど、値は張る。最初はAmazonで3,000〜10,000円台の防水透湿レインジャケットで十分や(Amazonで防水透湿のレインジャケットを探す)。
防水透湿タイプを選ぶなら、ゴアテックス素材のレインジャケットも候補のひとつや。素材名だけで決めんと、用途・サイズ・換気のしやすさまで見て選びたい(Amazonでゴアテックスのレインジャケットを探す)。
子供は学校で使ってるレインコートでもOKやけど、キッズ用の防水透湿レインコートもある(Amazonで防水透湿のキッズレインコートを探す)。ただし丈の長いポンチョタイプの方が、座っても濡れにくくておすすめや。
💡 「防水透湿」って、雨キャンプで何がちゃうん?
普通のビニール製レインコートと違って、防水透湿素材は「外からの雨はブロックしつつ、内側の汗の蒸気は外に逃がす」のがミソや。透湿性ない雨具やと、雨は防げても汗で内側ベタベタ・ムレムレになる。特に子供はよう動くから汗かきまくる→「もう脱ぐ!」ってゴネられるパターンに。
数字で見るなら耐水圧と透湿性の両方。透湿性は、5,000gを軽い運動の目安、激しく動くなら10,000g以上を勧めとるメーカーがある。数字は「入口の目安」くらいに見て、あとは脇や背中の換気(ベンチレーション)が付いとるかを見たほうが、実際の蒸れ方には効くで。
⑦ タオルは想像の倍いる
晴れの日のキャンプでタオル5枚持ってく?って言うたら、多くの人は「いや、2〜3枚で足りるやろ」って思うはず。でも雨キャンプは、想像しとる量では足りひん。家族4人なら、フェイスタオルを10枚前後は見といたほうがええ。
これはワイの目安やけど、晴れの日より多めに持つ、は間違いなく正解や。
足拭く・手拭く・濡れたギア拭く・テントの結露拭く・子供の頭拭く…用途が無限にある。タオル足りなくなって「ちょっと不便」のレベルやなくて、家族のテンション一気に下がる。100均のフェイスタオル束ねて持ってくだけでも全然違う。ケチるところやない。
⑧ 子供のカッパ・長靴で「雨も楽しい」に変える
子供にとって、雨は本来「楽しいもの」やねん。水たまりでバシャバシャ、葉っぱから垂れる水滴を集める、雨音を聞く。カッパと長靴を渡した瞬間、キャンプ場ぜんぶが子供の遊び場に変わる。これを引き出すのが親の役目や。
ワイの子供(小学生と保育園児)も、最初は「雨キャンプヤダ」言うてた。でもカッパ着せて外に出したら、キャンプ場の遊具で普通に遊びよるし、川で魚獲るのに夢中になっとった。親が「雨で気分下げる」んやなくて、「雨を楽しむ姿勢」見せたら、子供もそれを真似してくれる。
ただしここは親のほうに、ひとつ仕事がある。濡れた服を着せっぱなしにせえへんことや。子どもは体が小さいぶん、濡れた服と風で体温を持っていかれやすい。日本赤十字社も、濡れた服は着替えるよう勧めとる。
震えや手足の冷えが出る前に、笑っとるうちに着替えさせる。ふらつく、受け答えがおかしい、ぼんやりする——ここまで来たら「着替えたらええ」段階やないから、早めに管理人さんや医療機関に相談な。用意するんはカッパと長靴だけやのうて、下着・靴下・靴まで予備をや。
🗣️ マッサンの一言(ワイが引っかかったとこ)
雨の日にカッパ着た子供が、遊具やら魚やらに夢中になっとる顔、ワイは何回見ても飽きへん。服は帰って洗濯機回したらええ。けど「着替え」だけは現地の仕事や——ここだけは後回しにできひん。ワイの中の順番はこうなっとる。止めるんやのうて、上限を決める。「震えが出る前」「本人が寒いと言う前」に一回あがらせて、乾いた靴下まで替える。そこまでが雨の日の外遊びの一式やと思ったら、親も安心して見てられるで。
⑨ 食材の保管:クーラー+密閉容器
梅雨は気温も湿度も高い。食中毒に気をつける季節や。農林水産省が言うとる予防のポイントは、菌を「くっつけない」「増やさない」「やっつける」の3つ。この3つで整理すると、やることがスッキリするで。
くっつけない=肉や魚は別々の袋に入れて、ほかの食品に触れさせへん。生の肉や魚に使うた箸やトングは、ほかの食材に使わへん。生肉をつかむトングと、焼けたやつをつかむトングを分けるだけでも違う。増やさない=クーラーボックスと保冷剤で低温をキープ。
溶けた水が肉のパックに浸かった状態は避けたいから、肉は密閉容器か袋で二重にや。やっつける=しっかり中まで火を通す。
ワイのおすすめは、保冷力の強いクーラー+保冷剤多めの組み合わせ。たとえばコールマン エクストリームクーラー 52QTの保冷力の表記は約5日や。
ただ、決まった条件で測った数字やから、真夏の炎天下で何回もフタを開けるキャンプとは条件がちゃう。数字は「同じ土俵で比べるためのモノサシ」として見て、現場では保冷剤を足す前提でいこ。
詳しくは【コールマン エクストリームクーラー52QT レビュー】公式仕様で見る「約5日」と49Lのサイズ感と【キャンプ保冷剤おすすめ2選】何個いる?より大事な凍らせ方|取説の落とし穴も解説で書いてある。
⑩ 撤収・乾燥計画を立てておく
雨キャンプで一番ストレス溜まるのが「撤収」や。テントもタープもビシャビシャ。これ家に持って帰ってどうすんねん…ってなる。だから「撤収の段取り」を出発前に決めとくのが、雨キャンプ上級者のやり方や。
ワイのやり方は、濡れたテントはポリ袋に詰め込んで持ち帰って、帰ったらすぐベランダで広げて陰干し。これがワイのルーティンや。「家帰ってからの段取り」まで含めて計画立てとくと、雨キャンプの精神的負担がぐっと減るで。
テント:数字より「どこが何mmか」を見る
ファミキャンの雨キャンプで「これ無いと話にならん」のがテントや。ワイが使うとるんはコールマンのタフスクリーン2ルームシリーズ。ただしどのテントも豪雨に耐える道具やない。気象庁の言う「豪雨」は、大きな災害が起きるほどの大雨のことで、テントの耐水圧で語れる相手やないからや。
数字が高いテントは「余裕がある」だけで、「悪天候でも使ってええ」にはならへん。そこは分けて考えてな。
サイズ別に3モデルあって、家族構成・荷物量で選び方が変わる。いちばん大きいLDX+なら、子供2人+ギア+雨の日の靴・荷物を全部入れても余裕がある。【コールマン2ルーム比較】LDX+・MDX+・TX/MDX・タフスピードドーム、どれを選ぶ?公式仕様で4つの違いを検証で4モデル全部を比べた記事を書いてるから、選び方迷ったら読んでみてや。
✅ タフスクリーン2ルームシリーズの選び方
- ✅LDX+:定員4〜5人用。耐水圧は寝室側・ルーフが約3,000mm、リビング側・フロアが約2,000mm。詳細はLDX+ レビュー
- ✅MDX+:定員4〜5人用(耐水圧の内訳はLDX+と同じ)。詳細はMDX+ レビュー
- ✅TX/MDX:定員4〜5人用。フライ・ルーフ・フロアすべて約2,000mm。詳細はTX/MDX レビュー
※3つとも定員は4〜5人用。荷物まで寝室に入れるなら、MDX+は3〜4人がちょうどええ、というのがワイの目安や。
テント選びはメーカー名だけやのうて、家族の人数・区画の広さ・耐水圧の内訳・前室の広さまで見て決めたほうがええで。
タープ:屋根を一枚足す道具(火を使う場所やない)
前室で足りる家族もおるし、濡れた荷物の置き場と靴の脱ぎ履き場所が別にほしい家族もおる。人数が増えるほど「屋根の面積」が効いてくる。
選び方のポイントは ①素材はポリエステル+ポリウレタンコーティングで耐水圧1,500mm以上 ②サイズは家族4人なら4×4m前後 ③設営しやすいヘキサタイプかレクタタイプ、この3つ。コールマンXPヘキサタープ、DODチーズタープあたりが定番やな。
設営の時は「雨が流れ落ちる勾配」を意識する。タープを水平に張ると雨水が中央に溜まって、最悪ポール倒壊する。コールマンの取説でも、テントとタープはペグとロープで確実に地面に留める。風で飛ばされたり雨水が溜まったりすると、思わぬ事故になるからや。
勾配は「片側を低く」だけで決めんと、製品ごとの推奨の張り方・ポール位置・張り綱の向きに従うのが先。付属のロープとペグを省略せんこと、これがいちばん効くで。
あと取説では、テントやタープから長い時間離れるときは、必ず撤収する。急な天気の変化や突風で、飛ばされることがあるからや。雨の日に「ちょっと風呂行ってくるわ」でタープ張りっぱなし、はやりがちや。離れる時間が長いなら、面倒でも下ろす。
手元の防水:本革グローブとテムレスは、担当がちゃう
意外と忘れがちなのが「手の防水」や。雨の日のキャンプって、ペグ打ち・濡れたロープ操作・焚き火の準備…手をめっちゃ使う場面が多い。素手や軍手やと、5分でビショビショ+冷たくて作業効率激落ちになる。
ワイのおすすめは「本革グローブ+テムレス」の2枚体制。ただしこの2枚は、担当がキッチリ分かれとる。
テムレスは「濡れ担当」。火の担当やない。ショーワグローブの注意では、熱いもんに触ると火傷するし、火元や熱源のそばに置くと燃えたり変形したりする。
同じショーワグローブは、耐熱用を『TEMRES 21heatguard(アラミド繊維使用 難燃&耐熱グローブ)』として別に出しとる。メーカー自身が担当を分けとるのに、こっちが1枚で兼用しようとしたらアカンわな。
雨のペグ抜きや濡れた幕を触る作業なら、テムレスみたいな防水グローブが用途に合う。ただし火の担当にはできひんで(TEMRES 01winter のレビューはこっち)。
そして本革のほうも「革やから熱に強い」とは限らへん。焚き火や熱い鍋に使うなら、メーカーが焚き火・耐熱の用途をちゃんと書いとる製品を選ぶこと。しかも濡れた革は熱を伝えやすうなるから、雨の日はなおさら注意や。ワイが比べた4つは焚き火グローブ4選にまとめてある。
⚠️ ここ重要!
コールマンの取説でも、テントやタープを立てるときはグローブを着ける——雨の日に限った話やのうて、晴れの日も含めて、そもそも推奨されとる装備やねんな。
食材の保冷:覚えるんは時間やのうて「常温に長く置かへん」
梅雨は雨だけやなくて「気温と湿度」も上がってくる。6月後半には30℃近くなる日もあるからな。「◯℃で◯時間置いたら危ない」という一律の線は無い——菌の種類でも、食材でも、最初にどんだけ菌が付いとったかでも変わるからや。
せやから覚えるんは時間やのうて「常温に長く置かへん」のほう。クーラーボックスは梅雨こそ効いてくるで。
コールマンのエクストリームクーラーシリーズなら、28QT・52QTで家族構成に合わせて選べる。詳細は【コールマン エクストリームクーラー28QT レビュー】公式仕様で見る「約3日」と26Lのサイズ感と【コールマン エクストリームクーラー52QT レビュー】公式仕様で見る「約5日」と49Lのサイズ感に書いてある。容量だけ大きくてもダメで、保冷剤との組み合わせが大事。
もし「予算抑えてしっかり冷やしたい」って人なら、ロゴスの氷点下パックXLは強い味方。詳しくは【ロゴス ハイパー氷点下クーラーXL レビュー】口コミ・デメリットを評価で書いた。保冷剤の選び方全般は【キャンプ保冷剤おすすめ2選】何個いる?より大事な凍らせ方|取説の落とし穴も解説を読んでもらえれば、迷わなくなるはずや。
雨撤収のコツ:濡れた幕を安全に持ち帰る3つの鉄則
雨キャンプ最大の難所が「撤収」やと言うたな。ここの段取りさえ持っとけば、雨の日の腰が急に軽くなる。「撤収3つの鉄則」を紹介するで。
✅ 雨撤収 3つの鉄則
- ✅①軽い雨ならテントを最後にする:チェア・テーブル・調理具を先に車に積んで、最後までテントを「屋根」として使う。ただし風が強なってきた時や雷が近づいとる時は別や。濡れずに片付けるより安全が先
- ✅②濡れたテントは「専用バッグ」に分けて入れる:付属の収納袋に詰めると車内・他のギアが濡れる。大きめのポリ袋でええから別管理
- ✅③無理にきれいに畳まない:雨の中で角までそろえて畳むより、ザックリ折って袋に押し込む方が早い。家で乾かしてから畳み直す
特に②が大事。普通の収納袋に濡れたテント詰めて車に積むと、車内全部濡れる。他のギアにも水移って、家帰った時に「全部濡れとるやんけ!」ってなる。大きめのポリ袋は、雨撤収のほかにも、洗濯物を入れたりごみ袋にしたりと使い道が多い。何枚か買って持っていくとええで。
帰宅後の乾燥保管:カビ・サビを防ぐ
雨キャンプの「真の終わり」は、帰宅後のテント乾燥や。コールマンの取説でも、ここは赤字の注意になっとる。使うたあとは汚れを落として、十分に乾かしてからしまう。濡れたまましまうと、色移りやカビの原因になる。
雨で現地で乾かせんかったら、持ち帰ってできるだけ早く乾かす。
家帰ったら、その日のうちにテント・タープを広げる。ベランダ・庭・浴室など、できる限り広げて風通す。マンションでベランダ狭い人は、室内に新聞紙敷いて広げるだけでも違う。かかる日数は季節と場所しだいやから、「何日置いたか」やのうて「触って湿りが無いか」で判断してな。
見落としやすいんは、縫い目・スカート・袋のフチ・ポールの継ぎ目——ここが乾ききってへんことが多いで。ポールも、砂や土を拭き取ってからしまう。濡れたまましまうと腐食する。ポールも乾燥の対象やねんな。
乾燥後は、しっかり汚れ落として収納袋へ。ペグやポールも乾いた布で泥や水気を拭き取って、完全に乾かしてからしまえばOKや。まず優先するんは汚れ落とし+完全乾燥。ここが取説どおりの土台や。
面倒な30分やのうて、次のキャンプの準備の1コマ目やと思ったら、ちょっとだけ気がラクになるで。
🗣️ マッサンの一言(片付けと保管の話)
雨キャンプから帰った日は、家族もワイもくたくたや。荷物も濡れとるし。それでもうちは、テントだけはベランダで広げるとこまでその日にやる。畳むのは明日でええ——この「広げるだけ先にやる」が、いちばんコスパのええ30分やと思うで。
❓ よくある質問
Q1. 梅雨キャンプは子供連れでも本当に楽しめる?
A. 楽しめる。ただし「準備の徹底+親が楽しむ姿勢」が前提や。カッパ・長靴・タオル多めを持っていって、カッパ着て外で遊ぶんを「楽しいこと」として子供に見せたら、子供は雨キャンプを最高の思い出にしてくれる。ただし大雨警報や暴風警報が出とる時は、無理せず中止・延期にしてや。
Q2. 雨キャンプで一番やってはいけないことは?
A. ①テントとタープの中での火器使用(一酸化炭素中毒)②河原の中州・崖下・低地での設営(増水・落石)③濡れたテントを袋に入れたまま長期放置(カビ)。①と②は、コールマンの取説でいちばん重い「危険」の区分に入っとる。
①でよう誤解されるのが「タープは屋根だけやからええやろ」やけど、取説ではタープの中の火気もはっきり禁止や。
Q3. 雨キャンプ初心者にいくらくらいの予算が必要?
A. これは家に何があるかで大きく変わる。追加で買う順番は、①家族分の雨具 ②濡れ物を分ける袋 ③予備の靴下・着替え ④必要ならグランドシート。いきなり「雨キャンプ専用装備」を全部そろえる必要はないで。手持ちを一回並べて、足らんところだけ足すほうが無駄がない。
Q4. 雨予報の確率何%なら中止する?
A. ワイは降水確率やのうて「雨量・風速・警報の有無」で決める。確率が高くても雨量が1mm/hに届かん予報なら行くし、確率50%でも1mm/h以上の雨量予報+風速5m/s前後なら中止を検討する。
ただしここだけは自分の線を使わへん。大雨警報や暴風警報が出とるときは中止や。雷は「警報」やのうて「雷注意報」があるから、注意報の有無と空模様も見る。
ここは判断やのうてルール——キャンセル料を惜しむ場面やないで。子供連れは特に早めに決めてな。
Q5. 現地で雷が鳴りだしたら、テントの中で待てばええ?
A. アカン。テントもタープも、雷から身を守れる場所やない。気象庁によると、雷鳴が聞こえたら落雷はもう差し迫っとる。比較的安全なんは、鉄筋コンクリートの建物・自動車(オープンカーは除く)・バス・列車の中。
この一覧に、テントは入ってへん。ゴロゴロ聞こえたら、雨に濡れるのを気にせんと管理棟か車へ走る。それが正解や。
木の下で雨宿り、もアカンで。高い木の近くは危ないから、幹・枝・葉のどこからでも2m以上離れる。ほんで「雨が弱なったから戻ろか」やのうて、雷鳴が聞こえとる間はキャンプ再開を急がんでええ。空の様子をもう一回見てからや。
Q6. 雨キャンプの服装、コットンTシャツでも大丈夫?
A. 雨に濡れそうな日は、コットン100%より速乾性のあるポリエステル素材かメリノウールのほうが使いやすい。コットンは濡れると乾きにくうて、風が当たると冷えにつながるからや。ブランド名より、タグを見て速乾素材かで選んだらええで。インナー1枚で雨キャンプの快適さは全然ちがう。
Q7. 梅雨っていつからいつまで?キャンプできる期間は?
A. 気象庁の平年値やと、近畿は梅雨入りが6月6日頃、梅雨明けが7月19日頃。ざっと6週間ちょいやな。ただしこれは「平年」であって、毎年その通りには来てくれへん。実際、2025年の近畿は5月17日頃〜6月27日頃とかなり前倒しやったし、2026年(今年)は6月2日頃〜7月9日頃やった。3週間ほどズレる年もあるということや。
地域差も大きい。沖縄は5月から、東北は6月後半〜やしな。カレンダーで決め打ちせんと、その年の気象庁の発表を見るのが結局いちばん早い。ほんでこの期間中も「梅雨の中休み」の晴れ間がある。週間予報で晴れマーク出てる日にピンポイントで狙うと、キャンプ場ガラガラで貸切状態になることも多いで〜。
Q8. 梅雨キャンプにおすすめのキャンプ場の選び方は?
A. 3つの条件で選ぼう:
- ①周りより低うない、水が集まらん場所(砂利か芝生かはその次。砂利でも周りから水が流れ込むサイトはある)
- ②屋根付き炊事場・休憩棟あり(雨宿りできる)
- ③管理人常駐(緊急時の避難案内が確実)
逆に避けるべきは、河原・中州・崖下・水が集まってくる低地。ここはコールマンの取説も「危険」欄で名指ししとるとおりや。雨が強なりそうな日は、コテージ・バンガローにすぐ切り替えられる場所を選んどくと心強い。事前に「雨の日キャンセル無料」の規定もチェックしとくと安心やで。
Q9. 朝起きたらテントの内側が濡れてた。雨漏り?
A. そうとは限らへん。テントの生地は防水やから、外との温度差が大きいと、内側に水滴がつく(結露)。これは水漏れやない。換気したら減る。
つまりテントが汗かいとる状態やな。慌てて電話する前に、まず換気や。ベンチレーションを開けて空気を通す。そのうえで、使ったあとはちゃんと乾かしてからしまう——これは結露やろうが雨やろうが同じやで。
まとめ:雨を恐れず、線を引いて楽しむ
軽い雨のキャンプは、家を出る前の準備でだいぶ楽しくなる。サイトは河原・中州・崖下・水が集まる低地を避けて、グランドシートはテントの床からはみ出させへん。濡れた幕を入れる袋と、帰ってから乾かす場所まで先に決めとく。今回の10のコツは、全部そこにつながっとるで。
そしてテントの耐水圧は、雨量を表す数字やない。LDX+も寝室側とルーフが約3,000mm、リビング側とフロアが約2,000mmと場所で違う。
テントとタープの中で火を使わへん、悪天候の日は使わへん——この2本の線だけは、数字と関係なしに守ってな。
むしろ「人が少ない・予約取りやすい・新緑キレイ・空気うまい」っていう、晴れの日には絶対味わえない梅雨ならではの楽しみがある。子供が長靴で水たまり跳ねる笑顔、雨音と焚き火の音だけが響くサイト、湿った森林の深呼吸。これ全部、雨キャンプの特権や。
もし今、「梅雨やからキャンプやめとこかな…」って迷ってる人がおったら、ワイから言わせてもらうと「準備さえすりゃ行ってええ」やで。今回の記事を保存して、出発前のチェックリストに使ってもらえたら嬉しい。
最後にひとつだけ。雨キャンプの夜、テントの中で雨音を聞きながら缶ハイボールを開ける時間——想像してみ。ライトを暗くして、聞こえるんは屋根を叩く雨音だけや。
雨の夜の静けさは、晴れの日には出てこん。安全な線だけ守って、その静けさを取りにいってな。
公式情報・参考リンク
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📰 公的機関・メーカー公式の情報
- 気象庁:雷から身を守るには
- 気象庁:過去の梅雨入りと梅雨明け(近畿)
- 農林水産省:キャンプ場での調理やバーベキューを安全に楽しむために
- 農林水産省:バーベキューを楽しむ皆様へ
- 日本赤十字社:傷病者の安静(保温)
- コールマン公式:テントの取扱説明書(タフスクリーン2ルーム TX/MDX・PDF)
- GORE-TEX:お手入れ方法
※価格・スペック・販売情報は本記事執筆時点のもの。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。


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